今回の舞台は兵庫県朝来市。和田山学校給食センターの見学会に参加させて頂きました。
毎日、私たちの給食を作って下さる給食センターさんを見学できるのね。
それだけじゃない。今回は給食センターの方々が給食を作るところを、最初から見せてくれるんじゃ!こんな機会はめったにないぞ。
てことは、夏休みなのに給食を食べれるの!?
へいたろうくんは食いしん坊ね!
それは後のお楽しみじゃ!今回は保護者・児童の方向けの見学会に、探検隊も特別におじゃまさせて頂いたんじゃぞ。まずは毎日食べている給食がどんなふうに作られているかをしっかり勉強しなさい。
当日参加されたのは約20名の保護者・児童の方々、帽子・マスク・白衣を着てしっかり手洗いと消毒をしてから入場です。給食センターの藤原所長がご挨拶をされて、9:50いよいよ見学会の開始です。
まずは野菜の前処理から。根菜は丁寧に皮をむき、葉物は一枚一枚確認して、3つの水槽で洗います。子供たちもじゃがいもと玉ねぎの皮むきに参加!
見慣れない野菜があると思ったら、「おかひじき」でした。海辺の砂浜に生えるひじきに似た野菜で、探検隊も実物を見るのは初めて。どんな献立になるのかな?
次は大きな調理器具がたくさん並んだ調理場に入ります。
「魚のレモンソース」になるホキがフライヤーを通って、どんどん出来上がります。
「なすのミートグラタン」はチーズをのせてオーブンで焼き上げます。
加熱したおかずはしっかり検温!毎日記録を取っています。
野菜のスライサーや調理釜の大きさにみんなビックリ!気が付けばもう11:00、調理場の気温30℃、湿度は80%を超えています。日頃の調理員様たちの大変さを実感…。
調理も終盤にさしかかり、仕込んでいた「たこめし」が炊き上がったようです。蒸気釜からでてきた米飯コンテナが…何と空中で一回転!お弁当箱につめる機械に投入されました!この機械は全国的にも珍しいものだそうです。
「たこめし」の入ったお弁当箱が子供たちに配られ、おにぎり作りが始まりました。上手に握ったら、須田栄養教諭がパチリ!記念撮影です。探検隊3名も張り切って参加!よく見るとおにぎりがボコボコで恥ずかしい(笑)。そろそろお腹もすいてきました…。
【本日のメニュー】
たこめし / 魚のレモンソース / なすのミートグラタン / すまし汁
青菜とコーンの和え物 / シューアイス / (サプライズメニュー)てづくりポテトチップスとポテトフライ
さて11:30、いよいよ配食の時間、みんなが席についたら「いただきます!」
今日のメニューはもりだくさん!子供たちもお父さん・お母さんと一緒にワイワイ楽しんでいました。
最後に藤本栄養教諭から給食クイズとお話がありました。「みなさん、今日は給食がどんな風に作られているかを見学して、給食博士になりましたね。給食はたくさんの人の気持ちがこもってできています。感謝して、残さず食べましょうね。」
給食を作るのがこんなに大変な作業だと思わなかった。今日は試食会に来た人の分だけだったけど、ふだんは1,800人分の給食を作っているんだって。
食材にこだわって、安心安全な調理を心がけて、心をこめて作られているから給食はおいしいんだね。たこめしもおかずもおいしかった。「おかひじき」は初めて食べたけど、シャキシャキしてみずみずしくて最高だったよ♪
わしらは普段、調理場まで入ることはできないからの。給食にどんな人が携わっているか?どのように作られているか?を実際に見ることが、ふだんお世話になっている給食に親しみを感じ、知識を深めることにつながるんじゃよ。
今年で第3回となる和田山学校給食センターの見学会。企画は調理員の方々が中心になって行われているそうです。窓越しでもなく、検収口からでもなく、調理場の中で一から調理オペレーションを見られたことは大変勉強になりました。お忙しい中、業者である私たちを受け入れてくださり、ありがとうございました!